草刈りボランティア 2014/08/02



今日は、なかちゃん・波ちゃん・わかちゃん・タケ・マキコで頑張りました。
マキコは足長蜂に刺されましたが、大丈夫です^_^
タケ君にスプレーで足長蜂の巣も撃退してもらいました。
震災後初めて刈ってもらったらしく、ご近所のご夫婦にたいへん喜ばれました^_^



下記参加者、なみちゃんの文章

【8月2日土曜日】

4ヶ月ぶりの石巻?
いつもお世話になっている松巌寺の近所の草刈りをさせていただきました。実際参加してみてマキコさんが草刈りに力を入れている理由がわかった気がします。

草を刈ってみるとやたらゴミがたくさんでてくる。ぬいぐるみ、お鍋、靴、サンダル、、、。もしかしたら誰かが捨てたただのゴミかもしれない。だけど、震災後そのままになった物かもしれない。
どっちかはわからないけれど、どこか作業をしてて震災の名残を感じさせられました。草刈りを行った近所の方は『この場所を草刈りしてもらったのは震災後初めてです』とおっしゃってました。
3年以上たってそんな場所があると考えさせられます。
誰かがやらなければゴミもずっとそのままだし、草の中にいる虫やによる被害もでてしまう。

【草刈りボランティア】
なんで草刈り?地元の人がやればいいのではないか?わざわざ遠くからボランティアが来てやること?と思う人もいるかもしれません。
だけど、現地の方に必要とされていることを行うことが"ボランティア"だと私は思います。実際に行ったから、言い切れます。地味な活動かもしれないけれど草刈りも必要とされている活動の1つです(^ω^)

ぜひ参加してみてください。みなさんお疲れ様でした!◎




草刈りボランティア 2014/08/09


昨日の草刈りボランティアメンバー
飯田さん・徹くん・輝くん・安富さん・真木さん・麟太朗くん・川口さん・正弘くん・nutty・マキコ の10人

真木さんは横腹、足長蜂に刺されましたが、前回未使用の薬で応急手当て。 足長蜂の巣が沢山あった為、完全防備の安富さん中心にスプレーで足長蜂の巣も撃退してもらいました。

渋谷さんから草刈り依頼があった安藤さんの横の土地を2時間くらいマキコが刈ったところ、安藤さんの旦那さんも熊手で草集めしてくださいました。安藤さんご夫婦にたいへん喜ばれました^_^

10人で6箇所頑張りました

参加者、真木さんより

本当の意味でのボランティアをやっている事に感心しました。
 ・企業や、ボランティアツアー等では、
  形だけの仕事しかしないのではないかと思いますが、
  今回は、とにかく黙々と草を刈り、地域の方が
  困っていることについて必死に作業しました。
 ・息子達も誰かの役に立ちたいとの思いから、さぼらず、
  嫌な役割も淡々とこなしていったことは、このボランティアは、
  地域の人達が出来ない事を、担ってお役に立てると思ったからでしょう。
 ・被災とは直接関係ないような仕事でしたが、被災地の方が困っていることに
  耳を傾けて、黙々と実行する。とても意義のある活動だと思いました。

以上思った事を勝手に書きましたが、マキコさんのひたむきな活動は大変すばらしく
尊敬しております。子供の受験の目途がつきましたらまた参加させて
頂きたいと思っております。


参加者、安富恭正さんより

26.8.9 草刈りボランティアに参加させて頂いて。

東日本大震災発生時、高架橋架設工事に伴う仕事の安全会議に出席するために
私は神奈川県の根岸という所にいました。
根岸は震源地から遠く離れていますがひどく揺れました。
隣の石油精製施設から黒煙が上がり、消火用のミストが漂っていました。
現場事務所に飛んで戻ると、ニュース映像で黒い津波が田畑・車・街と人を飲み
込む様がTVに映されていました。
横浜の私の事務所へバスと徒歩で数時間かけて戻りました。ネットの動画が頼り
でしたが津波の壮絶な状況を
モニタで何度も見ました。
交通網が寸断され、数日間家に帰れず、泊り込みで事業所にて様々指示を飛ばし
対応してたことを思い出します。
停電が続く自宅で私の帰りを一人待ち続けた妻は精神障害を患いました。
非常に苦しい状況でしたが、私以上に壮絶な状況にさらされている東北の方々を
思うと言葉がありません。
そして思うだけで何もできない自分、仕事一つで家族さえも守れない自分にどう
しようもない無力感を感じていました。

今回の参加は、今年の春に職場の元上司より「ボランティアにいかないか」と誘
われたのがきっかけです。
メディアでも少しづつ話題が少なくなり、むしろ「まだボランティアを必要とし
ている」ことに驚きました。
私は快諾しました。営業所の所長の立場を生かし、予定をねじ込みボランティア
に行くことにしました。
震災時にできなかったことをやってみたいと思ったのです。

今回は元上司のお子さん2人を含め4名の参加の内の一名としてお手伝いさせて
頂きました。
現地は衝撃的な光景でした。
更地のように見えましたが、宅盤が整理されているわけではなく単純に住宅の上
物がないだけなのです。
ガス管と思われる管が草むらから突き出ていました。
駐車場と思われたところは、住宅の基礎となっている部分でした。
ここに家があり、生活があり、コミュ二ティがあり、思い出があったのでしょう。
モニタで見た津波と現実の津波被害がラップし恐怖を感じました。
関東では不法投棄の類である自動車部品も、ここではナンバー付きのバンパーが
二本も。女性用の靴も。普通に転がっていました。
大きな瓦礫こそありませんが、まだまだ、片付いていないんだなとの思いを新た
にしました。

草刈は、思った以上に重労働でした。正直、そんなに大変ではないだろうと甘く
見てましたが、大量の草と害虫には舌を巻きました。
蜂は思った以上に多く、これは付近にお住まいの方も苦労されるだろうと思いま
した。
どのような状況にも対応できるように、SWAT用の着衣と備品を用意しました
が、これはうまくいったようです。
ちょっと暑かったかもしれませんが。
後半は、草刈機のご指導を頂き、お借りさせて頂きましたが、どうも草刈機を使
いこなす才能はなさそうです。
少々訓練が必要かと感じました。
予定の都合上、作業は15時迄しかできず大変申し訳なく思いました。

少しでもお役に立てれただろうか、と煩悶する一方
石巻の現在を見て・見せられ「さて、おまえはどうする?」と突きつけられたよ
うに感じたのも事実です。
この突き付けに目をそらさないように、そういう風にやっていきたい。と思いを
強くしました。

今回参加できて思うことも多く、いい経験をさせて頂きました。
何かまたお手伝いできることがあれば、是非参加したい、と考えています。
どうも、ありがとうございました。

安富恭正
☆SINCO☆★☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆★★☆☆






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